「プロ作品展」

デザインと暮らし

デザインの本質

メーカーの経営者、ショップのバイヤー、ジャーナリスト、学生…。イベントに深くかかわる人もいれば、少し離れて苦言を呈したい向きもあろう。今回、本誌はこの機会に、デザインと我々の暮らしが抱える問題点、あるいはデザインそのものが抱える問題点を改めて考えることにした。そのために、さまざまなイベントやデザイン。ビジネスに何らかの形でかかわりを持つ17人をピックアップし、問題意識や解決法、期待や夢について聞いた。デザインイベントに足を運ぶ人にもそうでない人にも、デザインの本質と深部をつかむうえで一助となるに違いない。

日常とかけ離れたところからモノは生まれる

「プロ作品展」のあるべき姿と、今後の対策を考える立場に。東京デザイナーズDAYの公式イベント「プロ作品展」で、今年、実行委員の1人となった米田ひろし氏。川中元美氏を筆頭とする6人の実行委員のうち、彼が一番の若手である。2001年に始まった同展は、初年度は大きく盛り上がったものの、年々新鮮味を失っていき、質の向上を図るの難し<なっていたと言う。同じ公式イベントの「コンテナエキシビション」や「100%デザイン東京」の出現により、デザイナーや来場者の興味がそちらへ移ってしまったことが要因として大きい。